ユハラ エツコ
YUHARA, Etsuko 湯原 悦子 社会福祉学部 社会福祉学科 社会福祉学部 社会福祉学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/07 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 「子ども虐待死の検証に関する考察-先行研究の到達点と今後の課題」 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 『子どもと福祉』 |
出版社・発行元 | 明石書店 |
巻・号・頁 | (第1号),104-109頁 |
概要 | この10年、子ども虐待死をめぐる動きは大きく変わった。事件数でさえ不明な状況から、警察庁が発表する事件統計の検討が可能になった。厚生労省の主導のもと、虐待死事例の検証と分析を行う専門チームが設けられ、丁寧な調査分析、再発防止に向けた具体的な政策提案がなされ、それらを意識した法改正も行われるようになった。これらの大きな前進をふまえしつつ、今後はより具体的かつ効果的な再発防止策の検討へと歩みを進めていかねばならない。特に事例検証にあたっては、関わった関係機関に加え、虐待者本人が事件に至る過程どう受け止めていたのか、その確認を行うべきである。 |