カミヤマサキ エツヨ
KAMIYAMASAKI, Etsuyo 上山崎 悦代 福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | 終末期ケアにおける専門職間協働の現状と課題-特別養護老人ホームにおける調査から- |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 岡山県立大学保健福祉学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岡山県立大学保健福祉学部 |
巻・号・頁 | 22(1),167-176頁 |
著者・共著者 | 松田実樹、杉本浩章、上山崎悦代、篠田道子、原沢優子 |
概要 | 本研究は、特別養護老人ホームでの終末期ケアにおける専門職間協働の現状と課題を明らかにし、特別養護老人ホームでの看取りのための専門職間協働のあり方を検討することを目的とした。 調査対象は、終末期ケアに携わる看護師、介護福祉士、社会福祉士(2 名)の計4 名とし、グループインタビューを行った。得られたデータは、内容分析を行いカテゴリー化した。 その結果、専門職間の役割を理解した上での支援、看取りケアに対する認識など10 のカテゴリーが生成された。 現状として、連携と協働を意識したチームケアの試みがされていたが、多職種で情報共有するための仕組みについては、専門価値に基づく思いまで共有するに至っていないことが挙げられた。利用者の状態が変化する中、チームで利用者を支える為には、ケアの背景にある専門職の思いをいかにして他職種に伝えていくかが課題となり、それらを共有、理解できるシステムつくりが求められることが示唆された。 |