オオニシ ミツル
ONISHI, Mitsuru 大西 満 健康科学部 リハビリテーション学科 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 大学研究所等紀要(論文) |
査読 | 査読あり |
標題 | 母親が捉えた子どもの変化と母親の価値観の変容 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 藍野学院紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (学)藍野大学 |
巻・号・頁 | 22,1-9頁 |
著者・共著者 | 丹葉 寛之,大西 満 |
概要 | 子どもが変化するには母親の関わり方や子どもの捉え方は重要であり,母親の関わり方が変化するには子どもの変化を感じ取ることが必要である。今回,電動車椅子操作が向上し探索活動が見られるようになった頃をきっかけに脳性麻痺児の生活に変化が見られ,母親はその姿を「わがままになり,自己主張するようになった」と表現した。母親は子どもの姿から過去の子育て経験との違いに気付き,母親自身の価値観が変容し,その中で母親は子どもの思いを実現させようとする意識の芽生えの中で母子相互作用が活性化し,母子共に変化が見られた。本研究は母親への面接調査を通して,母親が捉えた子どもの生活変化に対する気付きと母親の価値観の変容についてまとめた。結果,子どもの「思いを伝える力」を捉え,「思いを感じ取り実現させようとする気持ち」を持つことで,母子ともに影響しあいながら発達する関連性が明らかになった。(著者抄録) |
ISSN | 0918-6263 |